利息のみを返済していくのは損?

利息の総額は膨らんでいきますので注意が必要です@

お金を貸した方にしてみれば、
まったく返済されないよりも
利息分だけでも返済された方がましです。

 

それどころか、
長期にわたり利息分を支払ってくれれば、
大きく利益がでることもあるくらいです。

利息の総額は膨らんでいきますので注意が必要ですA

そこで、期日に返済ができない場合に、
貸主と交渉して、
とりあえずそれまでの利息分だけを支払い、
元金の返済は後日に延期してもらうことがあります。

 

もちろん、何度利息相当額を支払ったとしても、
借金が減ることはありません。

 

むしろこの場合は、
余分な利息を支払うことになりますので、
単に借金の返済時期が
先延ばしになっているだけではないのです。

 

利息は借りている期間の長さに応じて付いていきますので、
一度利息を支払っても、
元金が残っていれば完済までの間、
また新たに利息が付きます。

 

つまり、返済期間を延期したということは、
それだけ支払わなければならない利息の総額が
膨らんでいくということなのです。

割賦販売法上の請求期間とは?

請求期間というのは、
債務の履行を請求する期間のことをいいます。

 

割賦販売法5条では、
請求期間について次のように規定しています。

 

返済遅延の発生を原因として、
債務者の期限の利益を喪失させるためには、

 

⇒ 「20日以上の相当の期間を定めてその支払いを書面で催告し、その期間内に義務が履行されないときでなければ、賦払金の支払いの延滞を理由として契約を解除し、または支払時期の到来していない賦払金の支払いを請求することはできない」

 

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