借金返済のための借金か借金整理か?

借金整理の方がよい理由は?

借金返済のために
借金を繰り返すことには限界があります。

 

また、平成18年の貸金業法の改正によって、
総量規制が導入されることになり、

 

一定額以上は借りられなくなりますので、
借金の整理をするにはよい機会といえるからです。

総量規制とは?

総量規制というのは、
過剰貸付の抑制のために設けられた規定で、
その内容は次のようなものです。

 

■貸金業者に借手の返済能力の義務付け

 

■自社からの50万円超の貸付または借入れ残高が100万円超となる貸付については、年収等の資料の取得の義務付け

 

■調査結果、総借入額が年収の3分の1を超える貸金など、返済能力を超えた貸付の禁止(内閣府例で売却可能な資産がある場合などは除く)

 

■指定情報期間制度を創設し、貸金業者が借手の総借入残高を把握できるようにする

 

なお、施行日は未定となっていますが、
改正貸金業法の公布日である
平成18年12月20日から

 

おおむね3年を目処(平成21年12月19日)
にするとされています。

善意の第三者とは?

善意の第三者というのは、
当事者以外の第三者が、
当事者間の事実(事情)を知らない、
すなわち善意である場合をいいます。

 

例えば、民法94条では、
相手方と通じてした虚偽の意思表示は
本来は無効ですが、

 

善意の第三者には
その意思表示の無効を対抗できないとして、
善意の第三者を保護しています。

 

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