どうしたらよいですか?@
借金の返済ができそうにないときというのは、
得てして本人は冷静さを失っているものです。
このような場合は、
とにかく取立ての催促から逃れるために、
とりあえずの返済金を
どう工面しようかということばかりに頭が行ってしまい、
借金を整理するということまでは頭がまわりません。
どうしたらよいですか?A
よく夜逃げを考える人もいるようですが、
夜逃げでは根本的な解決には至りません。
というのは、サラ金などは、
あの手この手で転居先を探し出しますので、
たとえ夜逃げしたからといっても
借金がなくなるわけではなく、
さらにその借金に遅延損害金という
高利の利息がかかってくるからです。
夜逃げで時効になりますか?
夜逃げによって時効を考える人もいるようです。
確かに時効※になれば、
借金はなくなりますが、
訴訟などの手段によって
時効を中断されれば、
時効の主張はできなくなります。
よって、借金の返済が困ったら、
すぐに親や専門家である弁護士などに
相談するようにしてください。
なお、各金融機関等では
相談窓口があるところもありますので、
このような相談所を利用するのもよいと思われます。
※民事10年、商事5年です。