借金の民事調停の手順

どのように行われるのですか?@

一般的に、
借金についての調停の場合には、
借金している人の収入や返済額を勘案して、

 

調停委員会が利息制限法により
債務額を確定したりして、
双方の合意が成立するように斡旋してくれます。

どのように行われるのですか?A

このようにして双方の合意が成立すると、
調停調書が作成されます。

 

なお、この調停調書は、
確定判決※と
同一の効力を有することになります。

 

※訴訟における判決です。

借金の調停と民事調停

お金の貸し借りに関する調停というのは、
民事調停の一般調停の類型に属します。

 

また、借金の返済に関する調停は、
債務弁済協定・債務不存在調停事件があり、

 

残債務の確定や返済方法などについての
調停がおこなわれます。

 

ちなみに、調停には、
この一般調停と特定調停とがあり、

 

特定調停の要件は
「支払不能のおそれがある場合」
となっています。

 

なお、貸金業関連の債務整理事件は、
特定調停が多く利用されています。

借入先が複数あるときは?

多重債務者で借入先が複数あるときは、
一部の債務者が管轄外であっても、

 

一つの裁判所に集中させて
調停を行ってくれる場合があります。

 

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