再生手続開始決定後の手続はどうなるのですか?
再生開始がなされると、公告がなされ、
債権調査が行われます。
そして、その後、債務者は
再生計画案を裁判所に提出します。
ちなみに、手続としては、
もっとも簡素化されているといえます。
再生計画案とは?
上記の再生計画案というのは、
多数の同意を不要とし、
裁判所が債権者に意見※を聞いて、
再生計画を認可するかどうかを判断するものです。
ちなみに、この点については、
小規模個人再生が債権者の
一定の同意による可決を条件としているのとは異なります。
※再生計画案が認められない事情があるかなどです。
再生計画案が可決されるとどうなるのですか?
再生計画案が可決されると、
一定の不許可事由がない限り、
再生計画の認可が裁判所によりなされ、
債務者はその後は
再生計画に従って返済していくことになります。
なお、通常ですと、
返済総額は大幅に減少しますが、
住宅ローンについては減額はありません。