金融機関の債権回収:支払督促

支払督促による債権の回収とは?@

この回収方法は、
督促手続きと呼ばれるもので、

 

債務者の住所地を管轄する簡易裁判所に
支払督促の申立書を提出すると、

 

裁判所が債務者に対して
支払督促を発してくれます。

支払督促による債権の回収とは?A

そして、債務者から異議が出なければ、
仮執行の宣言を付けてもらうことにより、
直ちに強制執行ができます。

 

ちなみに、債務者は、
問題があれば異議の申立をすべきでしょう。

 

なお、この支払督促は、
手続きが簡単で、費用も安くすみますが、
債務者から異議の申立があると訴訟に移行します。

訴訟による債権の回収とは?

この債権回収は、
民事訴訟を起こして判決をもらい、
その判決を債務名義として強制執行をする方法です。

 

ただし、債権者に財産があればいいですが、
財産がなく強制執行するものがない場合には、
意味のないものとなってしまいます。

 

なので、
自己破産をしようとしている債務者には、
ほとんど効果はないといえます。

集金代行業務とは?

集金代行業務というのは、
カード決済における
各種料金の自動引落としサービスのことをいいます。

 

ちなみに、銀行系クレジットカード会社や
信販会社などでは、多数の金融機関との間で、
自動振替契約を締結しています。

 

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