個人間と商行為の消滅時効は?
お金の貸し借りにより生じた金銭債権は、
個人間の貸し借りであれば、
10年の消滅時効にかかります(民事時効)。
また、商行為(ビジネス)により生じた金銭債権であれば、
5年で消滅時効にかかります(商事時効)。
時効の援用とは?
時効期間が過ぎた借金は、
時効を援用(時効であることの主張)をすることにより、
債権は消滅します。
なお、貸主は、
次の行為によって時効を中断することができます。
■借主への請求
・催告、裁判上の請求(訴えの提起、支払督促、和解の申立て、破産手続参加など)があります。
■借主の財産への差押え
■仮差押え
■仮処分
■借主の債務の承認
セキュリタイゼーションとは?
セキュリタイゼーションというのは、
金融の証券化のことです。
具体的には、
次のような金融資産(金融債権)を
プール化(一定単位ごとにまとめること)
あるいは担保にした債券を発行することを指します。
■カードローン
■自動車ローン
■住宅ローン...など
このセキュリタイゼーションは、
ノンバンクの資金調達手段の
多様化を示すものとして注目を集めています。