期限の利益を喪失したら?

期限の利益とは?

期限の利益というのは、わかりやすく言うと、
支払いが滞った場合に
期限の利益を失うという特約があれば、

 

分割払いの約束があっても、
その約束がなかったことにされて、

 

貸主が残金と利息分を
一括で支払えと請求できるというものです。

期限の利益を喪失した場合、どうなってしまうのですか?

ただし、法律上はそのとおりなのですが、
実際には、一度や二度の滞納で

 

期限の利益の喪失を主張してくることは
ほとんどありません。

 

これは、期日に
その月の返済額を支払うことができなかった人が、

 

請求するだけで
一括で支払うとは貸主も考えていないからです。

 

よって、当然、前より督促は厳しくなりますが、
話し合いの余地はありますので、

 

万一滞納が重なり、
期限の利益喪失を主張されても
あきらめることはありません。

 

まずは事情を話して、再度の分割を交渉してみてください。

 

なお、住宅ローンの場合は、
通常、不動産に抵当権が設定されていますので、

 

交渉に際しては、
抵当権の実行がされないように話し合うことが大切です。

 

スポンサーリンク

個人再生手続き上の生活費とは?

生活費というのは、
生計費のことで、
生活に必要な費用のことをいいます。

 

個人再生手続きのうち給与所得者等再生では、
債務者と被扶養者の最低限度の1年分の生活費は、
居住地域の区分に応じた次の金額の合計額としています。

 

■個人別生活費の額
■世帯別生活費の額
■冬季特別生活費の額
■住居費の額
■勤労必要経費の額

 

スポンサーリンク